水 源
琴川ダムの概要
琴川は、その源を秩父山地に属する奥千丈岳、剣ノ峰など2,000m級の山々に発し、琴川ダムは、琴川及び笛吹川流域の水害防除、琴川沿岸の既得用水の安定化及び河川環境の保全のための流量確保、峡東地域への新規水道用水の供給及び発電を目的としており、標高約1,500mと現在国内にある多目的ダムの中では最も高い位置にあるダムです。
琴川ダムの建設は、昭和51年度から予備調査を開始し、昭和60年度に国の河川総合開発事業に採択され、平成13年度から本体工事に着工しました。工事は順調に進み、平成20年3月末の完成まで約7年間を費やしています。
琴川ダムの特色は、『地域に開かれたダム』であると言えます。ダムの天端を歩行者に開放し、ダムから展望広場へ通じる遊歩道及び、湖の半島部を周遊する遊歩道を整備しました。また、県内初の湖面利用が出来るダムでもあります。琴川ダムと乙女湖は、牧丘北部エリアの新たな観光拠点として地域の更なる発展に寄与することが期待されています。 (山梨県の資料より抜粋)
取水量
1日最大20,000m³